妊活前に検査しておくべきことはある?検査の種類と費用をチェック【妊娠前の準備】

最終更新日: 2025年01月20日

妊活とは、妊娠を望む男女が妊娠に向けて行うさまざまな行動のことです。
妊活は、まずは避妊や妊娠に関する知識を身につけ、相談相手を得ておくことも大切です。
その上で、受けておきたい検査もいくつかあります。
そこで、この記事では、妊活前に行っておくべき検査について解説します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。

ウェルミルちゃん
ウェルミルちゃん

安全に妊娠・出産を迎えるために、何ができるのだろう?

妊娠前の性感染症や子宮頸がんの検査

性感染症や、子宮頸がんの検査を行いましょう。
HIV検査、クラミジア、淋菌やトリコモナス、カンジダ、梅毒、ヘルペス、トキソプラズマなど
これらに感染すると、症状が起こるものもありますが、多くは症状がなく静かに体内で増えたり広がったりし、炎症や痛みを起こします。
また、女性の場合、パートナーに感染させるばかりでなく、出産によって赤ちゃんに感染させてしまうことになります。

妊娠初期による風疹、麻疹、サイトメガロウイルス、HTLV-1(成人T細胞性白血病)ウイルス

風疹

妊娠初期の女性が風疹にかかると、赤ちゃんの胎児感染により、白内障や緑内障等の眼症状・先天性心疾患・感音性難聴等の先天性風疹症候群の原因となります。また、麻疹にかかってしまうと流産・早産のリスクにつながります。
もしも風疹・麻疹の抗体がついていない場合には、妊娠前にワクチンを打つことが大切です。

サイトメガロウイルス

サイトメガロウイルスはヘルペスウイルスの一つです。感染した人の唾液や尿、母乳などから感染します。通常はサイトメガロウイルスに感染しても症状はみられませんが、免疫力の低下した人や、胎児の時に感染した乳児では重い感染症を引き起こすことがあります。妊娠中の女性が感染すると、まれではありますが赤ちゃんがなんらかの障害をもって生まれてくることもあります。サイトメガロウイルスは、現在有効なワクチンがないため、妊娠中の女性が感染しないように、手洗いやうがいなどをしておくことが予防法になります。

HTLV-1(成人T細胞性白血病)ウイルス

HTLV-1ウイルスに感染した女性の母乳によって、赤ちゃんにウイルスが感染することがありますので、もしも感染している場合には人工栄養にすることが母子感染予防になります。

子宮頸がん検診を受けておくことも大切です。

心臓や腎臓の機能

妊娠・出産は、心臓や腎臓に大きな負担がかかります。
そのため、妊活を始める前に、心機能や腎機能のチェックをしておくことをおすすめします。
心電図や血液検査などで、学校検診や職場の定期検診などでも検査していますので、必要な場合は主治医の指示に従い、妊活を行っていきましょう。

女性に多く妊娠により悪化しやすい病気のチェック

女性に多く、かつ妊娠によって悪化しやすい病気、流産にもなる病気のチェックをしましょう。

甲状腺疾患(バセドウ病や橋本病)、リウマチ・膠原病の素因(全身性エリテマトーデス(SLE)、関節リウマチ、シェーグレン症候群など)については、血液検査でチェックを行うことがある程度は可能です。

異常を早く発見し治療することで、不妊、流産、胎児死亡の予防などの効果が期待できます。

子宮や卵巣、乳房の超音波検査

子宮筋腫、卵巣のう腫、乳がんなど、妊娠の妨げになったり、妊娠中や産後のトラブルになったりする病気はないか、20代半ば頃までには超音波検査などでチェックをしておきましょう。

もしも異常が見つかったら、早く治療し、早めに妊娠計画を立てることが大切です。

また、超音波検査の他、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞刺激ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)の値もチェックしておきましょう。ホルモンの量などに異常がある場合には、早めに治療を受けることが大切です。

妊活前の検査の費用の相場

妊活前の検査の費用は、基本的には自費診療となります。
費用はクリニックごとに異なるので、受診する前に調べておくと良いでしょう。
基本的な血液一般の検査や子宮の内診・超音波検査で10,000円程度、子宮頸部の細胞診や性感染症のチェックを含めて20,000円程度、甲状腺機能や超音波検査、女性ホルモンチェックを含めると40,000円程度となるようです。

まとめ

今回の記事では、妊活に向けた検査について解説しました。
これらの検査は、その多くがブライダルチェックなどとして産婦人科で受けられるものです。
ウェルミルサービスでは、妊活に関連したホルモンとして、エストラジオール(エストロゲンの一つ)や、卵胞刺激ホルモン(FSH)を自宅で検査できるサービスがあります。
妊活を始めようと考えている方や、自身の女性ホルモンの値をチェックしておきたいという女性の方で、まずは自宅で調べてみたい、という場合に、ぜひ使ってみてくださいね。

ウェルミルちゃん
ウェルミルちゃん

ブライダルチェックの他にも、定期的に郵送検査で自分の体調を知っておくのも大切だね♪

ウェルミル:https://www.well-mill.com/

参考

妊娠前に受けておきたい検診(プレコンセプションケア)|厚生労働省研究班(東京大学医学部藤井班)監修 女性の健康推進室 女性の健康推進室 Wellness Labo ウェルネスラボ

サイトメガロウイルス 母子感染|国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED) 成育疾患克服等総合研究事業 「母子感染の実態調査把握及び検査・治療に関する研究」班

サイトメガロウイルス(CMV)感染症 – MSDマニュアル家庭版

HTLV−1母子感染を 防ぐために|公益社団法人日本産婦人科医会 公益社団法人日本小児科医会 平成28年度版

唾液でできる
男性更年期検査キット
(テストステロン)

¥8,100(税抜)

¥8,910(税込)

ご購入・詳細はこちら

唾液でできる
女性更年期検査キット
(エストロゲン<エストラジオール>)

¥8,100(税抜)

¥8,910(税込)

ご購入・詳細はこちら

唾液でできる
ストレス検査キット
(コルチゾール)

¥8,100(税抜)

¥8,910(税込)

ご購入・詳細はこちら

唾液でできる
男性更年期+ストレス検査キット
(テストステロン・コルチゾール)

¥11,600(税抜)

¥12,760(税込)

ご購入・詳細はこちら

唾液でできる
女性更年期+ストレス検査キット
(エストロゲン<エストラジオール>・コルチゾール)

¥11,600(税抜)

¥12,760(税込)

ご購入・詳細はこちら

女性更年期検査キット
(エストロゲン<エストラジオール>・FSH)

¥10,500(税抜)

¥11,550(税込)

ご購入・詳細はこちら

甲状腺検査キット
(TSH・FT4)

¥10,500(税抜)

¥11,550(税込)

ご購入・詳細はこちら

妊活検査キット~AMH単品~(AMH)

¥13,000(税抜)

¥14,300(税込)

ご購入・詳細はこちら

妊活検査キット~AMHフルセット~
(AMH・エストロゲン<エストラジオール>・FSH)

¥17,000(税抜)

¥18,700(税込)

ご購入・詳細はこちら

男女共通 淋菌・クラミジア(うがい液)
1検体×2項目検査キット

¥4,700(税抜)

¥5,170(税込)

ご購入・詳細はこちら

男性用 淋菌・クラミジ(尿)
1検体×2項目検査キット

¥4,700(税抜)

¥5,170(税込)

ご購入・詳細はこちら

男性用 淋菌・クラミジア(うがい液・尿)
2検体×2項目検査キット

¥7,600(税抜)

¥8,360(税込)

ご購入・詳細はこちら

女性用 淋菌・クラミジア(膣擦過物)
1検体×2項目検査キット

¥4,700(税抜)

¥5,170(税込)

ご購入・詳細はこちら

女性用 淋菌・クラミジア(うがい液・膣擦過物)
2検体×2項目検査キット

¥7,600(税抜)

¥8,360(税込)

ご購入・詳細はこちら

株式会社リプロセル(運営会社)について

iPS細胞ビジネスのトップランナーとして

株式会社リプロセルは、2003年に京都大学・東京大学発の再生医療ベンチャーとして設立されました。 2013年にはJASDAQ へ上場し、現在日本・アメリカ・イギリス・インドに拠点を有し、グローバルにビジネスを展開しています。

リプロセルは創業以来、先駆的にiPS細胞の事業化を進めています。2007年に京都大学の山中教授が、世界で初めてヒトiPS細胞を作製した実験でも、当社の培養液が使用されました。また2009年には、世界初のiPS 細胞製品としてiPS心筋細胞の販売を開始しました。
2024年現在、当社の製品は、世界中で9,000件以上の論文に引用されています。そして2016年より、本格的に再生医療分野に進出し、3つの再生医療製品の研究開発も進めております。

リプロセルは、今後ともiPS細胞ビジネスのトップランナーとして再生医療・医学・バイオ技術の発展に貢献すべく、挑戦を続けてまいります。

カテゴリー

関連記事