妊活って何?自分でできることから通院が必要なものまで解説

自分でできる妊活

では、自分でできる妊活についてまずは解説します。

健康な生活習慣の確立 

健康的な食事、適度な運動、十分な睡眠など、体調を整えるための生活習慣を作ることが大切です。

中でも、妊娠前からの食事を通した健康な体づくりは重要であり、以下のような指針が厚生労働省から示されています。

  • 妊娠前から、バランスのよい食事をしっかりとりましょう
  • 「主食」を中心に、エネルギーをしっかりと
  • 不足しがちなビタミン・ミネラルを、「副菜」でたっぷりと
  • 「主菜」を組み合わせてたんぱく質を十分に
  • 乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでカルシウムを十分に
  • 妊娠中の体重増加は、お母さんと赤ちゃんにとって望ましい量に
  • 母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで

引用)妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~解説要領 p8 より抜粋

ストレス管理

ストレスは妊娠しづらくさせる可能性がある、という研究があります。

そうした研究もあるため、ストレスを軽減する方法を見つけることが大切です。方法としては、瞑想やヨガ、趣味を楽しむことがストレスを和らげることに役立つことがあります。また、マインドフルネスという「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」(日本マインドフルネス学会の定義)もあります。

摂取栄養素の確保

葉酸、鉄分、ビタミンなどの栄養素をバランスよく摂ることが重要です。必要に応じて、サプリメントを検討しましょう。特に、葉酸は、赤ちゃんの病気の一つである神経管閉鎖障害の発症リスクを下げるため、意識してとるようにしたいですね。

アルコールと喫煙を控える

妊娠中のアルコールや喫煙は胎児に害を及ぼす可能性があるため、これらを控えるか、避けるべきと考えられます。

性行為のタイミング

入手可能な排卵日予測キットを使用して、性行為のタイミングを計画することも、妊活に役立ちます。

避妊法の中止

妊活中であれば当然ともいえますが、避妊法の使用を中止しましょう。

通院が必要な妊活

では次に、医療機関への通院が必要となる妊活について述べます。

婦人科受診

妊娠を希望する場合、婦人科医を受診し、健康状態を確認し、必要な検査やアドバイスを受けることが重要です。

また、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞刺激ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)の値のチェックや、卵巣や子宮の異常がないかも調べておきましょう。ホルモンの量などに異常がある場合には、早めに治療を受けることが大切です。また、万が一子宮頸がんなどがある場合には、早期発見・早期治療によって妊娠の可能性が高まります。

不妊治療

妊活を始めても一年以上妊娠しない場合、不妊治療の助けを借りることも検討したほうが良いかもしれません。不妊治療は、薬物療法、体外受精(IVF)、その他の医療手法を含みます。不妊治療に対して、十分に実績のあるクリニックを受診することが大切です。

健康状態の管理

妊娠前に既存の健康問題(糖尿病、甲状腺疾患、多嚢胞性卵巣症候群など)を管理する必要がある場合、医師の指導を受けることが不可欠です。

妊娠や出産は、母親の身体に大きな負担を与えます。

また、母親の病気が胎児に影響を与えることもありますので、持病がある場合には主治医にも相談をしましょう。

また、性感染症のチェックなどを、パートナーと一緒に受けるようにしましょう。

カウンセリング

妊活においては、金銭面や精神面の負担が重くなる場合もあります。妊娠に対する心理的な準備やカウンセリングが必要な場合、専門家のサポートを受けることができます。また、自分自身では気づかないうちにストレスをためていることもありますので、それに気づくきっかけにもなるでしょう。

まとめ

妊活をする際には、生活習慣を見直し、妊娠に対して問題となるような異常がないかについて、ブライダルチェックなどを受けておくなどすると良いでしょう。

ウェルミルサービスでは、妊活に関連したホルモンとして、エストラジオール(エストロゲンの一つ)や、卵胞刺激ホルモン(FSH)を自宅でチェックできます。また、甲状腺ホルモンの値や貧血のチェックも行うことができます。

妊活中の方や、自分自身の女性ホルモンの値を調べてみたい、という場合にぜひご活用ください。

ウェルミル:https://www.well-mill.com/

参考文献

妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~解説要領|令和3年3月 厚生労働省

不妊ストレス対処法としてのマインドフルネス瞑想.女性心身医学 J Jp Soc Psychosom Obstet Gynecol.25(2) 85-91(2020.11)