しわ・たるみ|サプリの活用でエイジングサインに立ち向かう!

最終更新日: 2023年10月31日

年齢とともにお肌に増えていく、しわやたるみ。特に、顔にできたしわは見た目の若々しさを奪ってしまいます。日頃から洗顔や保湿、紫外線対策をしていても、エイジングサインに立ち向かうのは簡単ではありませんね。

直接のスキンケアをサポートする意味で大切なのは、バランスのよい食事や、規則正しくストレスの少ない生活。もちろん適度な運動も欠かせません。

さらに、市販されているサプリを上手に利用すれば、手軽に、より効果的なスキンケアのサポートが可能です。

そこで、今回は市販されているサプリ類について、エイジングサインに立ち向かうお肌ケアの観点から、期待できる効果や注意点についてまとめました。

ビタミン類のサプリ

ビタミン類はサプリの中ではもっともメジャーですね。お肌だけでなく、健康面全体のサポートが期待できますが、やみくもに摂取しても意味がなかったり、摂取のし過ぎは健康を害しかねなかったりもするので注意が必要です。

ビタミンA・・・皮膚や粘膜を保護する働きがあります。緑黄色野菜に含まれるβカロテンは必要に応じてビタミンAに変換されるため、ビタミンA前駆体と呼ばれます。

ビタミンB群・・・ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸の全8種類から成り立っており、エネルギー代謝に関わるほか、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きを持ちます。

ビタミンC・・・抗酸化作用を持ち、皮膚や粘膜の健康維持にも深いかかわりを持ちます。あまり体内に貯蔵できず、ストレスなどでも消耗されるため、毎日コンスタントに摂取したい栄養素です。

ビタミンE・・・抗酸化作用があり、ビタミンCと同じく皮膚や粘膜の健康維持に関わります。さまざまな食品に含まれるため、あまり不足することはありません。

ミネラル類のサプリ

ミネラルも、不足しているものを正しく補うことで健康面全体のサポートが期待できます。ただし、摂りすぎはかえって身体に負担となる場合もあるので、常用には注意しましょう。

亜鉛・・・たんぱく質・核酸の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持にも役立つミネラルです。ただし、亜鉛の摂りすぎは銅の吸収阻害等、健康に悪影響が出ることが知られているため、過剰摂取には特に注意が必要です。

・・・血液成分である赤血球を作るために必要で、不足すると貧血などの原因ともなる、重要な働きを持つミネラルです。細胞中でのコラーゲン合成にも欠かせない存在です。

マグネシウム・・・多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー代謝を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要なミネラルです。

その他のサプリ

お肌ケアに特化したサプリ類も市販されています。

コラーゲンサプリ・・・お肌の細胞内のコラーゲンは体内でアミノ酸から再合成されたものであり、食事やサプリで摂取したものがそのまま補充されるわけではありません。ただし、コラーゲン食品を摂るとコラーゲンペプチドとして吸収された結果、効率よく再合成されるという報告もあります。

コンドロイチン・グルコサミン・・・どちらも関節中で重要な働きを持ち、コラーゲンやヒアルロン酸と同様にお肌の保水力にも関わっています。ただし、コラーゲンと同じく直接吸収されて使われるわけではないため、サプリとして多めに摂取しても効果は限定的とする意見もあります。

まとめ

いかがでしたか?世の中には他にも数多くのサプリが出回っていて、今回のコラムで紹介できたのは、ほんの一部です。一方で、メジャーなサプリはコンビニやドラッグストアで手軽に買える時代になりました。正しい知識を身につけて、上手に利用していきたいですね。

ただし、「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということわざもある通り、特定のサプリに偏って多く摂るような食生活は、お肌だけでなくあなたの健康すらも害してしまう恐れがあります。サプリメントに頼りすぎた生活習慣にならないように、注意が必要です。

ところで、サプリに興味をもったあなたは、ヘルスケアに関して、科学的なアプローチにもきっと興味を持たれているのではないかと思います。ウェルミルが提案するのは、次世代のヘルスケアのスタンダードを見据えたサービスです。ウェルミルは郵送型のリモート検査。手軽にあなたの身体の中のさまざまな数値を「見える化」できます。ぜひ、お気軽にご利用ください。