最終更新日: 2023年10月31日
年齢とともにお肌に増えていく、しわやたるみ。特に、顔にできたしわは見た目の若々しさを奪ってしまいます。しわやたるみはメイクの際にも、やっかいな存在です。そんな、しわやたるみの原因や、根本的な対策を知りたくはありませんか?
しわやたるみの主な原因として、「加齢」「生活習慣」「表情のくせ」「紫外線ダメージの蓄積」「皮膚の乾燥」があげられます。それらの詳しいメカニズムや、対策方法を順に紹介します。
加齢
加齢とともに皮膚の細胞に含まれるコラーゲンやエラスチンの量が減少し、ハリやみずみずしさが失われます。また骨格の変化や皮下脂肪の移動によって、肌がたるみやすくなります。たるんだ肌を筋肉で支えきれなくなると、しわやたるみが生まれます。
<対策>
加齢の影響は個人差も大きく、止めることはできません。しかし、バランスの取れた食生活や、適度な運動、ストレスの少ない生活習慣といった体調管理により、加齢によるお肌への影響を抑えることはできます。
生活習慣
生活習慣が乱れると、上で紹介した加齢による影響を、悪い方向へと加速させることになります。特に、喫煙や過度な飲酒は肌トラブルの大きな原因です。睡眠不足、運動不足、長時間のストレスや緊張、栄養的に偏った食生活なども、あなたのホルモンバランスを悪化させる要因となるでしょう。
<対策>
定期的な生活習慣の見直しが対策になります。生活習慣が影響を与えるのは、お肌のトラブルだけに限ったことではありません。健康で充実した毎日のために、生活習慣は定期的に見直すクセをつけることが大切です。
表情のクセ
個人的な表情のクセも、しわの原因の1つです。表情の変化で生まれたしわは通常すぐ消えますが、長時間そのままが続いたり、繰り返されたりすることで、やがて消えないしわとして刻まれます。
<対策>
よく笑う人の「目じりのしわ」はチャームポイントにもなり得ますが、しかめっ面による「眉間のしわ」「おでこのしわ」などは人相を悪くしがちなので避けたいところです。テレビやパソコン画面の凝視でしわができていないか、仕事中に不自然な表情でしわができていないかを、気をつけてみるとよいでしょう。
なお、表情の変化自体は表情筋の刺激につながるため、しわ・たるみ対策としてはプラスの要素です。表情筋を動かすトレーニングはとても効果的なしわ・たるみ対策になりますので、日々のスキンケアにも取り入れることをおススメします。
皮膚の乾燥
乾燥した空気などにより、肌の水分が失われやすい状況が続くと、皮膚の表面に細かいしわが生まれます。これらは表皮じわや乾燥じわと呼ばれます。こうした小じわは、放置されて他の原因が重なることで、より大きなしわになり、もとに戻りにくくなっていきます。
<対策>
平均湿度の高い日本ではありますが、現代生活では冬場の暖房、夏場の冷房などは乾きがちで、お肌の乾燥リスクはいたるところにあります。保湿効果のある化粧水やクリームを利用したこまめな保湿が基本の対策となります。自宅であれば加湿器を使って湿度調節もできますね。
紫外線ダメージの蓄積
紫外線は肌の乾燥原因となるだけではなく、肌の奥深く、真皮細胞などにもダメージを与えます。紫外線ダメージが蓄積されると、コラーゲンやエラスチンの減少を招きます。紫外線ダメージの蓄積は、ときに加齢による影響よりも大きなものとなり、ゴワゴワ肌や深いしわの原因となってしまいます。
<対策>
日常的な日焼け対策が、そのままお肌の紫外線対策となります。特に、夏場の強い太陽光線には注意が必要です。日焼け止めクリームや服装の工夫で、ひどい日焼けをしないように気をつければ、ダメージは最小限に抑えられます。
まとめ
今回は、しわやたるみを生む原因について紹介・解説しました。
紫外線や乾燥といった外的・環境的要因は、気をつけてさえいればかなりの割合を防ぐことができます。
生活習慣を見直すことが予防や対策につながることもわかっていただけたと思います。
とはいえ、ストレスや加齢による自分の身体の変化を客観的に観察するのは、簡単ではありませんね。
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肌の若々しさを保つには、何よりも毎日のケアが大切。
そして、今まで対策してこなかった人も、今日から始めても遅くはありません。
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