男性更年期って何?どんな症状が出てしまうの?【更年期障害の対策】

最終更新日: 2025年01月20日

40代後半から50代前半くらいの女性が、女性ホルモンの急激な低下によって心身のバランスを崩す更年期障害は、一般的によく知られている疾患です。
多くの成人女性は、妊娠、出産、育児とライフイベントに応じて女性ホルモンのバランスを生理的に意識しやすい傾向にあります。
しかしながら、身体性の異なる男性においては、女性と比べると心身の変化に気づく機会があまり多くありません。
日本における男性更年期の存在は、20年くらい前に漫画家のはらたいらさんがカミングアウトしたことで、多くの人々に認知されるようになりました。
男性にも女性と同じように、加齢やストレスを伴うことで、性ホルモンのバランスの乱れによる更年期に特有の様々な症状があります。
近年では、男性更年期症状を専門とする医療機関も増え、指標となる血液中のホルモンを測定する検査体制も整備されるようになってきました。
この記事では、職場や家庭などで重積を担う年齢に差し掛かり、加齢やストレスによるホルモンバランスの乱れやすい男性更年期の症状や対策について解説していきます。

ウェルミルちゃん
ウェルミルちゃん

最近話題の男性更年期。女性更年期との違いはあるのかな?

<男性更年期って何?いつ、なぜ、どのようにして起こるのか?>

男性更年期とは、40代後半から50代前半くらいの男性において、加齢やストレスなどによる男性ホルモンの低下が起こりやすい時期のことです。
男性ホルモンの主体は、脳からの指令を受けた精巣や筋肉で合成されるテストステロンという物質で、血液中の濃度は20代でピークを迎え、年齢を重ねるにつれて漸減していく傾向があります。
ステロイドという構造を持ったホルモンであるテストステロンは、オリンピックなどの競技大会においてドーピングの対象にもなっている筋肉増強作用を有する情報伝達物質です。
筋肉や骨格などの身体的な形成を促すだけでなく、テストステロンには、意欲を掻き立て、行動を喚起する精神的な側面に対してポジティブに作用する特性があります。

<どんな症状が出てしまうのか?カラダやココロへの影響は?>

加齢やストレスが影響すると、テストステロンを合成するために必要な精巣と筋肉の働きや、脳からの指令が途絶えてしまい、筋肉や骨が衰え、趣味や仕事へのモチベーションなども下がってしまいます。

職場や家庭で重積を担う機会の多い男性更年期においては、過度なストレスによる精神的な落ち込みからうつ病の発症へと繋がることもあるため、注意が必要です。

心身の衰えは、新陳代謝や活動量の低下を招き、肥満や運動不足との関連が指摘されている認知症や生活習慣病を引き起こすことでも知られています。

生活習慣病の中でも、男性更年期において特に注意しなければならない疾患は、肥満や運動不足によって、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きが低下し発症する糖尿病です。

糖尿病によって過量となった血液中の糖質は血管や神経を傷つけ、男性機能を健全に保つために必要なテストステロンが欠乏した状態が重なることで、ED(勃起障害)を発症するリスクが高まります。

<できる対策はある?生活の改善方法や、病気の治療方針は?>

認知症や生活習慣病を合併する恐れのある男性更年期における健康対策は、アンチエイジングの一環として、生活の基本となる食事と運動の習慣を改善していくことが第一の選択となります。
ステロイドホルモンの原料となるコレステロールやタンパク質を適度に含んだ卵や大豆や肉類、生殖器官のミネラルとなる亜鉛を含んだ牡蠣、抗酸化作用により細胞の老化を防ぐトマトなどが代表的な食材です。
テストステロンは午前11時くらいをピークに増加するリズムを持つため、栄養源となる朝食を摂取することにより規則正しい生活を送ることと、良質な睡眠を得るために夕食の量を加減することも大切になります。
運動に関しては、1日に30分程度のウォーキングなどの有酸素運動や、身体に負担がかからない程度の筋肉トレーニングとストレッチを週に3回程度継続的に実践していくことがとても重要です。
食事、運動療法を実施したにも関わらず、男性更年期の症状が現れる場合は、採血によって血液中のホルモンを測定する検査をした上で、早めに医療機関の専門医を受診することをお薦めします。
ウェルミルのリモート検査では、テストステロンの数値など体内のカラダ数値を測定できるサービスを提供しています。男性更年期が気になる方は、是非、ご利用になってみて下さい。

ウェルミルちゃん
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株式会社リプロセル(運営会社)について

iPS細胞ビジネスのトップランナーとして

株式会社リプロセルは、2003年に京都大学・東京大学発の再生医療ベンチャーとして設立されました。 2013年にはJASDAQ へ上場し、現在日本・アメリカ・イギリス・インドに拠点を有し、グローバルにビジネスを展開しています。

リプロセルは創業以来、先駆的にiPS細胞の事業化を進めています。2007年に京都大学の山中教授が、世界で初めてヒトiPS細胞を作製した実験でも、当社の培養液が使用されました。また2009年には、世界初のiPS 細胞製品としてiPS心筋細胞の販売を開始しました。
2024年現在、当社の製品は、世界中で9,000件以上の論文に引用されています。そして2016年より、本格的に再生医療分野に進出し、3つの再生医療製品の研究開発も進めております。

リプロセルは、今後ともiPS細胞ビジネスのトップランナーとして再生医療・医学・バイオ技術の発展に貢献すべく、挑戦を続けてまいります。

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