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妊活検査キット
~AMHフルセット~
(AMH・エストロゲン<エストラジオール>・FSH)

送料無料

¥17,000(税抜) ¥18,700(税込)

エストラジオール(女性ホルモン)とは

エストラジオールは、女性ホルモン(エストロゲン)のうちの一種で、女性の健康に多大な影響を与える重要なホルモンです。

主に卵巣で分泌され、子宮や乳腺の発達、脂質代謝、骨代謝、糖代謝、精神面の安定など、身体の様々な機能に関与し、妊娠や月経周期にも重要な役割を果たします。 例えば、子宮内膜を厚くし、排卵を促進することで妊娠をサポートします。また、肌や毛髪の健康を保ち、骨密度の維持にも関与します。

エストラジオールの血中濃度は、年齢、体重、運動、ストレス、喫煙、ホルモン剤の服用などの要因によって変動します。一般的に、思春期に増加し、月経周期中に変動し、更年期に急減します。また、30~40代の早期の段階でエストラジオールが減少する場合もありプレ更年期と称されることがあります。

エストラジオールが低い場合の影響

エストラジオールが低い場合、更年期症状、骨密度低下、動脈硬化、排卵障害、肌の張り低下などの症状が現れます。

原因としては加齢や閉経が考えられます。エストラジオールの減少は、精神面にも影響を及ぼし、うつや不安感を引き起こすことがあります。

一方で、妊娠の可能性がない状態にもかかわらず基準値よりも大幅に高い場合には、子宮体がんのリスク増加、卵巣刺激症候群、多胎妊娠、肝臓機能低下などの可能性が考えられます。

これらの状態は、早期に発見し対処することで、健康リスクを軽減することが可能です。

定期的な検査を行うことで、妊活のための適切な治療や対策につなげることができます。

卵胞刺激ホルモン(FSH)とは

妊活をはじめとした女性の健康管理において、ホルモンバランスの把握はとても大切です。特に、FSH(卵胞刺激ホルモン)は、女性の月経周期や更年期の健康状態を評価する上で欠かせない指標です。

FSH(卵胞刺激ホルモン)は脳下垂体から分泌され、卵巣の発育や機能に直接的な影響を与えるホルモンです。FSHの主な役割は、卵胞の成熟を促進し、エストロゲン(エストラジオール)の分泌を刺激することです。 FSHのレベルは月経周期を通じて変動し、エストラジオールと同様にその変動は卵巣機能の健康状態を反映しています。 

高いFSH値 

通常、閉経前後や卵巣機能が低下している場合に見られます。高めのFSH値は、卵巣がFSHの刺激に対して反応が弱くなっていることを示唆します。 

低いFSH値 

排卵障害や下垂体機能不全などの問題を示すことがあります。低めのFSH値は、卵胞の発育が十分に行われていない可能性を示唆します。 

FSH、エストラジオールの関係

FSHとエストラジオール(E2)は、女性の生殖機能において密接に関連しています。 

エストラジオールは卵巣から分泌されるホルモンであり、FSHの作用により卵胞が成熟する際に生成されます。 

月経周期の前半(卵胞期)にエストラジオールのレベルは上昇し、卵胞の成熟を促進します。その後、排卵が近づくとFSHのレベルが一時的に上昇し、エストラジオールの分泌がピークに達します。 

また、エストラジオールは視床下部や下垂体に作用し、GnRH(ゴナドトロピン放出因子)やLH(黄体形成ホルモン)、FSHの分泌を調整します。このメカニズムを、フィードバック機構と呼びます。 

エストラジオール・FSHの値から分かること 

FSHとエストラジオールのレベルを同時に測定することで、月経周期のどの段階にあるのか、または卵巣機能に問題があるかどうかを評価することができます。 

FSHが高く、エストラジオールが低い場合 

FSHが高く、エストラジオールが低い場合、卵巣機能の低下を示し、閉経が近づいている可能性があります。
これは、卵巣がFSHの刺激に反応しなくなり、エストラジオールの分泌が減少するためです。  

FSHとエストラジオールが共に低い場合 

FSHとエストラジオールが共に低い場合、下垂体機能不全や視床下部の問題が考えられます。これらの低値は、脳から卵巣への信号が適切に伝わっていないことを示唆しており、排卵障害や月経不順の原因となる可能性があります。 
低いFSH値とエストラジオール値は、ホルモン治療やライフスタイルの見直しを通じて管理することが求められます。 

もしこれらの数値が不安な場合、医師と相談し、更なる詳細な検査や適切な治療を検討することが重要です。 追加のホルモン検査や画像診断を行い、診断がなされます。 

抗ミュラー管ホルモン(AMH)とは

抗ミュラー管ホルモン(AMH)は、女性の卵巣にある卵子の元である卵胞(前胞状卵胞;ぜんほうじょうらんぽう)から分泌されるホルモンです。

この前胞状卵胞は将来、排卵可能な成熟卵胞へと成長します。

AMHは、卵巣予備能(卵巣内に排卵可能な卵子がどれくらい残っているか)を示す重要な指標であり、不妊治療や妊活を考える際に非常に重要です。 卵巣の予備能のことを、「卵巣年齢」ということもあります。これは、卵巣に残っている卵子の数が何歳相当のものであるかを表すものです。

AMHの血中濃度とその意味

AMHの血中濃度は思春期以降に上昇し、25歳頃にピークを迎え、その後は年齢とともに徐々に減少します。 このため、AMH値を測定することで、同年齢の女性と比較して残存卵子の数が多いか少ないかを確認することができます

年齢が上がるにつれてAMH値は低下していきます。AMH値を定期的に測定することで、卵巣の状態をモニタリングし、適切な時期に妊活や不妊治療を開始するための指標とすることができます。

AMH値が低いと、卵巣内の卵胞数が減少していることを示し、妊娠の可能性が低くなることがあります。AMH値が低いからといって絶対に妊娠できないわけではありませんが、適切な時期に妊活や不妊治療を開始するための指標とすることができます。

AMH検査によって分かること

ここからはAMH検査をするとどのようなことがわかるのかについてご紹介します。

卵巣予備能(卵巣年齢)の評価

AMH値を測定することで、卵巣内の卵胞数を知り、将来の妊娠可能性を予測することができます。

不妊治療計画の参考

不妊治療の際、AMH値を参考にして治療方法を決定することがあります。例えば、体外受精(IVF:In Vitro Fertilization )や刺激法、薬物治療を検討する指標として用いられます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS:polycystic ovarian syndrome)の診断

一般的には、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の診断や治療の計画を立てる際に、AMH値が参考になります。PCOSの女性は通常、AMH値が高い傾向があるため、この値を基に診断が行われます。 

まとめ

エストラジオール・FSH・AMH検査キットは、自宅で簡単に女性のホルモンバランスと卵巣年齢をチェックできる便利なツールです。
定期的な検査を行うことで、ご自身のホルモンバランスを都度把握し、適切な妊活や不妊治療の計画を立てることに繋げることができます。

ウェルミルのエストラジオール・FSH・AMH検査

ウェルミルでは、エストラジオール・FSH・AMHを血液検査で簡単に測定することができます。検査結果は検体を受領してから通常数日以内に見ることができます。検査結果を基に、今後の妊活や不妊治療の方針を考えることに役立ちます。

検査の流れ

  1. 採血・返送:自己採血キットで血液を採取し、返送用レターパックで返送してください。
  2. 検査:検体を受領後、 エストラジオール・FSH・AMH値を測定します。
  3. 結果の送付:検査結果はご登録のメールアドレスにPDFとして送付します。

※検査結果は診断ではありません。
検査結果数値はプレチェックとしてご利用いただき、体調に不安などがある場合は、かかりつけの病院など医療機関を受診するようお願いいたします。

株式会社リプロセル(運営会社)について

iPS細胞ビジネスのトップランナーとして

株式会社リプロセルは、2003年に京都大学・東京大学発の再生医療ベンチャーとして設立されました。 2013年にはJASDAQ へ上場し、現在日本・アメリカ・イギリス・インドに拠点を有し、グローバルにビジネスを展開しています。

リプロセルは創業以来、先駆的にiPS細胞の事業化を進めています。2007年に京都大学の山中教授が、世界で初めてヒトiPS細胞を作製した実験でも、当社の培養液が使用されました。また2009年には、世界初のiPS 細胞製品としてiPS心筋細胞の販売を開始しました。
2024年現在、当社の製品は、世界中で9,000件以上の論文に引用されています。そして2016年より、本格的に再生医療分野に進出し、3つの再生医療製品の研究開発も進めております。

リプロセルは、今後ともiPS細胞ビジネスのトップランナーとして再生医療・医学・バイオ技術の発展に貢献すべく、挑戦を続けてまいります。