iPS細胞のグローバル上場企業がお届けする
女性更年期検査キット
(エストロゲン<エストラジオール>・FSH)
送料無料
¥10,500(税抜) ¥11,550(税込)
エストラジオール(女性ホルモン)とは
エストラジオールは、女性ホルモン(エストロゲン)のうちの一種で、女性の健康に多大な影響を与える重要なホルモンです。
主に卵巣で分泌され、子宮や乳腺の発達、脂質代謝、骨代謝、糖代謝、精神面の安定など、身体の様々な機能に関与し、妊娠や月経周期にも重要な役割を果たします。 例えば、子宮内膜を厚くし、排卵を促進することで妊娠をサポートします。また、肌や毛髪の健康を保ち、骨密度の維持にも関与します。
エストラジオールの血中濃度は、年齢、体重、運動、ストレス、喫煙、ホルモン剤の服用などの要因によって変動します。一般的に、思春期に増加し、月経周期中に変動し、更年期に急減します。また、30~40代の早期の段階でエストラジオールが減少する場合もあり、プレ更年期と称されることがあります。
エストラジオールが低い場合の影響と対策
エストラジオールが低い場合、更年期症状、骨密度低下、動脈硬化、排卵障害、肌の張り低下などの症状が現れます。
原因としては加齢や閉経が考えられます。エストラジオールの減少は、精神面にも影響を及ぼし、うつや不安感を引き起こすことがあります。
一方で、妊娠の可能性がない状態にもかかわらず基準値よりも大幅に高い場合には、子宮体がんのリスク増加、卵巣刺激症候群、多胎妊娠、肝臓機能低下などの可能性が考えられます。
これらの状態は、早期に発見し対処することで、健康リスクを軽減することが可能です。
月経周期 | 血中エストラジオール値参考基準範囲(ng/mL) |
卵胞期 | 28.8~196.8 |
排卵期 | 36.4~525.9 |
黄体期 | 44.1~491.9 |
閉経後 | 47.0以下 |
妊娠中 | 208.5~31,800 |
エストラジオール値が低い場合には、以下のような対策が考えられます。
<生活習慣の改善>
適度な運動やバランスの取れた食事を取り入れることで、エストラジオールのバランスを整える効果が期待できます。
<ホルモン補充療法>
医師の指導のもと、エストラジオール補充療法を行うことで、ホルモンバランスを正常に保つことができます。
定期的な検査を行うことで、生活習慣の改善や適切な治療につなげ、健康を維持するための情報を得ることができます。
▼ドラッグストアで取り扱っているホルモン補充剤もあるようです。
また、更年期症状がある場合には、以下の対策も検討できます。
<漢方薬>
漢方薬は、複数の生薬を組み合わせて作られています。
更年期の女性にみられる複雑多彩な症状に対して、心と体のバランスの乱れを回復する働きがあるとされています。
<向精神薬>
気分の落ち込みやイライラなどの精神的な症状が辛い場合には、抗うつ薬や抗不安薬などの向精神薬(こうせいしんやく)も用いられます。
薬剤としては、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)などの新規抗うつ薬があります。これらの副作用や少なく、ほてり・発汗など血管の拡張に関係する症状に対しても効果が期待できます。
<補完療法>
上記で述べてきた治療の補足的な意味合いでの治療もあります。
海外の研究では、マインドフルネスや太極拳なども、閉経期にみられる症状を緩和する効果がある可能性があるとされています。
▼更年期障害については、以下のコラムでもまとめていますので、ぜひご参考ください。
卵胞刺激ホルモン(FSH)とは
女性の健康管理において、ホルモンバランスの把握はとても大切です。特に、FSH(卵胞刺激ホルモン)は、女性の月経周期や更年期の健康状態を評価する上で欠かせない指標です。
FSH(卵胞刺激ホルモン)は脳下垂体から分泌され、卵巣の発育や機能に直接的な影響を与えるホルモンです。FSHの主な役割は、卵胞の成熟を促進し、エストロゲン(エストラジオール)の分泌を刺激することです。 FSHのレベルは月経周期を通じて変動し、エストラジオールと同様にその変動は卵巣機能の健康状態を反映しています。
高いFSH値
通常、閉経前後や卵巣機能が低下している場合に見られます。高いFSH値は、卵巣がFSHの刺激に対して反応が弱くなっていることを示唆します。
低いFSH値
排卵障害や下垂体機能不全などの問題を示すことがあります。低いFSH値は、卵胞の発育が十分に行われていない可能性を示唆します。
FSH、エストラジオールの関係
FSHとエストラジオール(E2)は、女性の生殖機能において密接に関連しています。
エストラジオールは卵巣から分泌されるホルモンであり、FSHの作用により卵胞が成熟する際に生成されます。
月経周期の前半(卵胞期)にエストラジオールのレベルは上昇し、卵胞の成熟を促進します。その後、排卵が近づくとFSHのレベルが一時的に上昇し、エストラジオールの分泌がピークに達します。
また、エストラジオールは視床下部や下垂体に作用し、GnRH(ゴナドトロピン放出因子)やLH(黄体形成ホルモン)、FSHの分泌を調整します。このメカニズムを、フィードバック機構と呼びます。
エストラジオール・FSHの値から分かること
FSHとエストラジオールのレベルを同時に測定することで、月経周期のどの段階にあるのか、または卵巣機能に問題があるかどうかを評価することができます。
FSHが高く、エストラジオールが低い場合
FSHが高く、エストラジオールが低い場合、卵巣機能の低下を示し、閉経が近づいている可能性があります。つまり、更年期症状が現れることがあるという状態です。
これは、卵巣がFSHの刺激に反応しなくなり、エストラジオールの分泌が減少するためです。
更年期の兆候としては、ホットフラッシュ、発汗、気分の変動、疲労感などがあります。
FSHとエストラジオールが共に低い場合
FSHとエストラジオールが共に低い場合、下垂体機能不全や視床下部の問題が考えられます。これらの低値は、脳から卵巣への信号が適切に伝わっていないことを示唆しており、排卵障害や月経不順の原因となる可能性があります。
低いFSH値とエストラジオール値は、ホルモン治療やライフスタイルの見直しを通じて管理することが求められます。
もしこれらの数値が不安な場合、医師と相談し、更なる詳細な検査や適切な治療を検討することが重要です。 追加のホルモン検査や画像診断を行い、診断がなされます。
たとえば医師の指導のもと、エストラジオール補充療法を行うことで、ホルモンバランスを正常に保つことができます。
定期的な検査を行うことで、生活習慣の改善や適切な治療につなげ、健康を維持するための情報を得ることができます。
▼ドラッグストアで取り扱っているホルモン補充剤もあるようです。
まとめ
エストラジオール・FSH検査キットは、自宅で簡単に女性のホルモンバランスをチェックできる便利なツールです。月経周期の健康状態や更年期の兆候を早期に把握し、適切な対策を講じることが可能です。ホルモンバランスに関する疑問や不安がある場合は、医師と相談することをお勧めします。
エストラジオール・FSHは女性の健康において非常に重要なホルモンです。
定期的な検査を行うことで、ご自身のホルモンバランスを都度把握し、生活習慣の改善や適切な治療を行うための情報を得ることができます。
健康な生活を送るために、エストラジオール・FSHの検査をぜひ取り入れてみてください。
ウェルミルのエストラジオール・FSH検査
ウェルミルでは、エストラジオール・FSHを血液検査で簡単に測定することができます。検査結果は検体を受領してから通常数日以内に見ることができます。検査結果を基に、今後の生活や対策の方針を考えることに役立ちます。
検査の流れ
- 採血・返送:自己採血キットで血液を採取し、返送用レターパックで返送してください。
- 検査:検体を受領後、 エストラジオール・FSH値を測定します。
- 結果の送付:検査結果はご登録のメールアドレスにPDFとして送付します。
※検査結果は診断ではありません。
検査結果数値はプレチェックとしてご利用いただき、体調に不安などがある場合は、かかりつけの病院など医療機関を受診するようお願いいたします。
こちらの検査キットもおすすめ!
株式会社リプロセル(運営会社)について
iPS細胞ビジネスのトップランナーとして
株式会社リプロセルは、2003年に京都大学・東京大学発の再生医療ベンチャーとして設立されました。 2013年にはJASDAQ へ上場し、現在日本・アメリカ・イギリス・インドに拠点を有し、グローバルにビジネスを展開しています。
リプロセルは創業以来、先駆的にiPS細胞の事業化を進めています。2007年に京都大学の山中教授が、世界で初めてヒトiPS細胞を作製した実験でも、当社の培養液が使用されました。また2009年には、世界初のiPS 細胞製品としてiPS心筋細胞の販売を開始しました。
2024年現在、当社の製品は、世界中で9,000件以上の論文に引用されています。そして2016年より、本格的に再生医療分野に進出し、3つの再生医療製品の研究開発も進めております。
リプロセルは、今後ともiPS細胞ビジネスのトップランナーとして再生医療・医学・バイオ技術の発展に貢献すべく、挑戦を続けてまいります。
- ウェブサイト/https://reprocell.co.jp/
- 設立/2003年2月
- 上場/2013年(東証グロース 4978)