唾液でできる女性更年期チェック
エストロゲン(エストラジオール)検査キット
¥8,100(税抜)¥8,910(税込)
エストラジオール(女性ホルモン)とは…
エストラジオールは、女性ホルモン(エストロゲン)のうちの一種で、女性の健康に多大な影響を与える重要なホルモンです。
主に卵巣で分泌され、子宮や乳腺の発達、脂質代謝、骨代謝、糖代謝、精神面の安定など、身体の様々な機能に関与し、妊娠や月経周期にも重要な役割を果たします。 例えば、子宮内膜を厚くし、排卵を促進することで妊娠をサポートします。また、肌や毛髪の健康を保ち、骨密度の維持にも関与します。
エストロゲンとエストラジオールの関係
卵巣で産生される女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。それぞれ、ステロイドホルモンという種類のホルモンです。
そして、「エストロゲン」は、エストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)の3種類の総称です。E1~E3は、それぞれ異なる役割を持ちます。中でも、エストラジオール(E2)が最も強力な働きを持っており、生殖可能年齢の女性で主な作用を示します。エストロン(E1)は閉経後に増加し、エストリオール(E3)は妊娠中に活発になることが知られています。
エストラジオール(E2)は、思春期から更年期にかけての女性のライフステージで重要な役割を果たします。エストラジオール分泌には、年齢や体重、運動、ストレス、喫煙、ホルモン剤の服用などが影響を与えることが報告されています。
エストラジオールの血中濃度が低い状態が続くと、動悸やほてり、頭痛、憂うつ感といった更年期症状が出たり、骨密度の低下や動脈硬化の進行、排卵障害、肌の張りや筋力の低下などの症状が出たりします。一方で、血中のエストラジオールが高すぎる状態が続くと、不正出血や子宮体がんのリスクが増加します。
エストラジオールの低下の原因と基準値
エストラジオールの血中濃度は、年齢、体重、運動、ストレス、喫煙、ホルモン剤の服用などの要因によって変動します。一般的に、思春期に増加し、月経周期中に変動し、更年期に急減します。また、30~40代の早期の段階でエストラジオールが減少する場合もあり、プレ更年期と称されることがあります。
以下は一般的な基準値の例です。
月経周期 | 血中エストラジオール値参考基準範囲(ng/mL) |
卵胞期 | 28.8~196.8 |
排卵期 | 36.4~525.9 |
黄体期 | 44.1~491.9 |
閉経後 | 47.0以下 |
妊娠中 | 208.5~31,800 |
エストラジオールが低い場合の影響
エストラジオールが低い場合、更年期症状、骨密度低下、動脈硬化、排卵障害、肌の張り低下などの症状が現れます。
原因としては加齢や閉経が考えられます。エストラジオールの減少は、精神面にも影響を及ぼし、うつや不安感を引き起こすことがあります。
一方で、妊娠の可能性がない状態にもかかわらず基準値よりも大幅に高い場合には、子宮体がんのリスク増加、卵巣刺激症候群、多胎妊娠、肝臓機能低下などの可能性が考えられます。
これらの状態は、早期に発見し対処することで、健康リスクを軽減することが可能です。
エストラジオールは肥満にも関係がある
エストラジオールには食欲を抑える作用があります。更年期以降にエストラジオールが減少すると、肥満のリスクが高まります。
アメリカでの研究によると、更年期以降の女性におけるエストラジオールの減少が肥満に与える影響は大きいと報告されています。エストラジオールの減少は、体脂肪の増加や体重増加に直結することが示されているのです。
さらに、エストラジオールが脂質代謝に及ぼす影響も重要であり、適切なホルモンバランスの維持が健康管理において不可欠です。
エストラジオール検査の重要性
エストラジオール検査は、体内のホルモンバランスを知るために非常に重要です。
検査を通じて、エストラジオールの不足や過剰を早期に発見し、適切な対策をとることが可能になります。例えば、女性更年期障害や骨粗鬆症などの疾患の予防や早期発見に繋げることが可能となります。
また、検査結果を基に、今後の対処について具体的に考えることができます。例えば、以下のような対策があります。
生活習慣の改善
適度な運動やバランスの取れた食事を取り入れることで、テストステロンのバランスを整える効果が期待できます。
ホルモン補充療法
医師の指導のもと、エストラジオール補充療法を行うことで、ホルモンバランスを正常に保つことができます。
定期的な検査を行うことで、生活習慣の改善や適切な治療につなげ、健康を維持するための情報を得ることができます。
まとめ
エストラジオールは女性の健康において非常に重要なホルモンです。
定期的な検査を行うことで、ご自身のホルモンバランスを都度把握し、生活習慣の改善や適切な治療を行うための情報を得ることができます。
健康な生活を送るために、エストラジオールの検査をぜひ取り入れてみてください。
ウェルミルの唾液エストラジオール検査
ウェルミルでは、エストラジオールを唾液検査で簡単に測定することができます。検査結果は検体を受領してから通常約2週間以内に見ることができます。唾液中のエストラジオールと血液中のエストラジオールの濃度は相関が見られることが知られていますので、検査結果を基に、今後の生活や対策の方針を考えることに役立ちます。
検査の流れ
- 唾液採取・返送:自己採取キットで唾液を採取し、返送用レターパックで返送してください。
- 検査:検体を受領後、 唾液中のエストラジオール値を測定します。
- 結果の送付:検査結果はご登録のメールアドレスにPDFとして送付します。
※検査結果は診断ではありません。
検査結果数値はプレチェックとしてご利用いただき、体調に不安などがある場合は、かかりつけの病院など医療機関を受診するようお願いいたします。
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