唾液ストレスホルモン コルチゾール検査キット

唾液でできる
コルチゾール検査キット ¥8,100(税抜)¥8,910(税込)

はじめに

現代社会において、ストレスは避けて通れない問題となっています。そして、そのストレスと密接に関わるホルモンが「コルチゾール」です。この記事では、コルチゾールとは何か、その分泌メカニズム、ストレスによる反応、そしてコルチゾールの異常な状態がもたらす影響について詳しく解説します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。 

コルチゾールとは

コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンです。 
身体のエネルギー供給を確保し、炎症を抑え、免疫反応を調整する役割を持っています。また、主にストレス反応に関与するホルモンでもあります。 

そのため、適切なレベルのコルチゾールは健康維持に不可欠です。しかし、分泌が過剰になったり、あるいは不足したりすると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。 

コルチゾールの分泌量は、年齢や性差による変動はみられません。
しかし、1日の中で早朝には高く、夜間には低い値を示します。 

コルチゾールが分泌される順序 

コルチゾールの分泌は、視床下部-下垂体-副腎皮質系(HPA系)と呼ばれるメカニズムによって制御されています。 

まず、ストレスを感じると視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)が分泌されます。 

それにより、下垂体から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が放出され、副腎に信号が送られ、最終的にコルチゾールが分泌されます。 

このプロセスはとても迅速に起こり、体がストレスに対処するための準備を整えます。 

ストレスによる反応とは 

ストレスを感じると、体は「闘争か逃走」という反応を起こします。 
この反応により、心拍数の増加、血圧の上昇、エネルギーの供給が促進されます。 

コルチゾールはこれらの反応をサポートし、身体が迅速に行動を起こす準備を整えます。しかし、長期間にわたる慢性的なストレスは、コルチゾールの持続的な分泌を引き起こし、健康に悪影響を与える可能性があります。 

例えば、以下のようなものは、ストレスを感じることで生じる不適応反応です。 

・急性ストレス障害(ASD): 強い精神的衝撃後に生じる一時的なストレス反応。 

・慢性疲労症候群(CFS): 原因不明の強い疲労感が続く病気。 

・心的外傷後ストレス障害(PTSD): 恐怖体験が原因で生じる長期的なストレス反応。

急性ストレス慢性ストレス
大きいストレス自然災害
交通事故
長時間労働
人間関係
小さいストレス電車の運転見合わせ
メールの返信が遅い
電車が混んでいる
道の渋滞

コルチゾールが高い/低い時のサイン 

コルチゾールのレベルが通常より高い状態が続いた場合、体重増加、特に顔面や腹部の脂肪増加、筋肉の減少、高血圧、免疫力の低下、不眠などの症状が現れます。 

一方、コルチゾールのレベルが低すぎる状態が続いた場合は、疲労感、低血圧、体重減少、食欲不振、筋力低下などの症状が見られます。 

コルチゾールが慢性的に高い/低い時に考えられる病気 

慢性的にコルチゾールのレベルが通常より高い状態が続いた場合、クッシング症候群と呼ばれる病気のリスクが高まります。 
この病気は、体重増加、特に顔や腹部の脂肪増加、皮膚の薄さ、筋力低下、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症などの症状を引き起こします。 
一方、コルチゾールのレベルが慢性的に低い状態は、アジソン病と呼ばれる病気の原因となります。この病気は、重度の疲労感、体重減少、低血圧、食欲不振、色素沈着などの症状を引き起こします。 

まとめ 

コルチゾールはストレス反応において重要な役割を果たすホルモンです。適切なレベルのコルチゾールは健康維持に欠かせませんが、過剰または不足すると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。ストレスを管理し、コルチゾールのレベルを適切に保つことが、健康維持にとって重要です。 

定期的なコルチゾールの測定が健康維持に役立つ可能性があります。 
ウェルミルでは、唾液ストレスホルモン コルチゾール検査キットをご用意しています。 
ぜひ、健康管理のためにご利用ください。 

参考文献

https://www.crc-group.co.jp/crc/q_and_a/177.html(シー・アール・シー)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/61/6/61_61.6_496/_pdf/-char/ja(Jpn J Psychosom Med)

https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2016/87-column-2.html(労働安全衛生総合研究所)

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-031.html(厚生労働省)

ウェルミルの唾液コルチゾール検査

ウェルミルでは、コルチゾールを唾液検査で簡単に測定することができます。日内変動があるホルモンなので、朝起きてすぐの唾液採取がおすすめです。検査結果は検体を受領してから通常約2週間以内に見ることができます。唾液中のコルチゾールと血液中のコルチゾールの濃度は相関が見られることが知られていますので、検査結果を基に、今後の生活や対策の方針を考えることに役立ちます。

検査の流れ

  1. 唾液採取・返送:自己採取キットで唾液を採取し、返送用レターパックで返送してください。
  2. 検査:検体を受領後、 唾液中のコルチゾール値を測定します。
  3. 結果の送付:検査結果はご登録のメールアドレスにPDFとして送付します。

※検査結果は診断ではありません。
検査結果数値はプレチェックとしてご利用いただき、体調に不安などがある場合は、かかりつけの病院など医療機関を受診するようお願いいたします。

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